婚約指輪はリフォームでも大丈夫?その1ブルートパーズをリフォーム

2011年12月04日

婚約指輪はリフォームでも大丈夫?その2

前回の続きより

 日本宝飾クラフト学院講師の鈴木博樹さんによると、婚約の記念に男性が女性に指輪を贈る風習は、
中世のヨーロッパで王侯貴族に広まった。
 発言小町での指摘の通り、男性の母親から嫁になる女性に代々、引き継ぐしきたりがあるという。
「英国ウィリアム王子が、母のダイアナ元妃の形見の婚約指輪で求婚したのも、その一例です」と鈴木さんは説明する。
 一方、日本で婚約指輪を贈る習慣が一般的に広まったのは、1960年代と歴史が浅い。
鈴木さんは「婚約指輪は結納金のような意味合いもあり、新品を買うことがほとんど」と話し、
婚約指輪が引き継がれることはあまりないそうだ。

 リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2011」によると、昨年に結婚した首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県)の
夫婦約1000組のうち、夫から妻に新品の婚約指輪が贈られたケースは全体の7割。購入金額の平均は36万円だった。
 ただ、「婚約指輪は一代限り」という傾向は、徐々に薄らいでいくかもしれない。
指輪など宝飾品のリフォームを手がけるアイデクト(東京)では最近、古くなった婚約指輪を最新のデザインにし、
娘にプレゼントする母親が増えているという。「母親と息子さんでお店を訪れるケースも出始めています」
 東日本大震災を受け、物を大切にしたり、家族や他人との絆を再認識したりと、価値が一変したりという人が多い。
婚約指輪の位置づけも今後、変わっていく可能性がある。

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sgesmith at 13:30│Comments(0)TrackBack(0) リフォーム 

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