製作
2008年01月30日
スカルリング
サイズ直しの為に、持ち込まれたドクロ君です。
このタイプのサイズ直しは、腕が太いのでとても大変です。
腕を切断して、ドクロ君の顔を傷つけずに、ぐいっぐいっと縮めて、火を入れてロウ付けです。
銀は熱伝導率が高いので火を入れると、全体が真っ白に変色します。(写真)
その後ピカピカに磨き上げますが、その磨く姿はちょっと不気味です。
そして完成ですが・・・
お預かりする前に、
「関節に幅があるので、サイズ直ししても、このリングはグルグル回ります」
とお伝えしました。
お渡ししてもやはり、このドクロ君はクルクル回ってました。
このようにリングの頭が重いと、関節に幅がある方は、サイズ直ししても
クルクル回るので、ご購入時にはお気をつけ下さい。
2008年01月25日
2008年01月21日
婚約、結婚指輪リフォーム
ご婚約、ご婚約指輪のリフォームを承りました。
↓
http://www.sgesmith.com/reform080118.html
眠ったままのご婚約指輪1点 奥様とご主人のご結婚指輪を2点をお預かりしました。
お手持ちのプラチナリングの地金を再利用ご希望でしたので、
刻印を確認したところ、政府の検定マーク(国旗マークの横に、純度の刻印)がありましたので、再利用してリングを製作させてもらいました。(通常は下取りという形をとらせてもらっています。)
ご希望のデザインは、日常でも嵌める事が出来るように、シンプルなリングです。
ひっかかりがないように、爪のない覆輪留め。
腕は通常より若干厚みをつけて、甲丸リングで製作させてもらいました。
Y様、この度はご依頼誠にありがとうございました
メンテナンス、クリーニングにまたお越し下さいませ。
2008年01月18日
トンボブローチ その3(終)
その2から
完成しました
お話をいただいてから、完成まで約3ヶ月。
長かった〜〜〜。
ブログでは、とても簡単に説明していますが、
細かい様々な工程がありました。
トンボは私の手元から、飛んでいきました。
寂しくもあり、嬉しいご依頼でした。
↓
http://www.sgesmith.com/reform080114.html
2008年01月16日
トンボブローチ その2
その1から
ダイヤと大粒の真珠を外した所です。
この数の石外しは、さすがにちょっと大変でした
トンボの原形パーツです。
これをK18ホワイトゴールドで鋳造します。
上がってきたら、バランスを考えながら、
パーツや石枠を、ろうづけ(接合)して組み立てていきます。
さて今回、お客様のご条件は、
1、出来るだけ軽いブローチにすること。(今回は裏抜きを限界までして、軽くしました)
2、つけた時にブローチが前倒れにならないこと。(しっぽの位置と、ピン金具の位置を微調整しながら製作しました)
3、ピンの取り外しが簡単なこと(既製品の金具を使用せず、ピンは手作りしました)
4、手持ちのダイヤは、羽にランダムに留めること
5、後羽は、ブラックダイヤを使用すること
6、上品なブローチを製作すること
の条件を踏まえて、製作させてもらいました。
その3に続く・・・
2008年01月14日
トンボブローチ その1
昨年ご依頼頂いた、トンボのブローチが完成しました。
ご依頼のお話から、完成まで約3ヶ月、無事にお渡し出来、ほっとしています。
最終的に決まったデザイン画です。
トンボが大好きな方でしたので、トンボのブローチコレクションも参考にさせてもらいました。トンボを上から見たブローチのデザインはよく見かけますか、横から見たトンボのブローチも面白いな〜〜と思い、数点のデザイン画の中で、遊びとして一つご提案させてもらいました。
「面白いわね〜〜〜、これでお願い」
製作開始です
お預かりしたブローチのはこれです
このダイヤが、トンボの羽の部分になります。
初めて目にした時は、正直
(うひゃ〜〜〜)
でした・・・
その2に続く・・・
2008年01月09日
ノギス
ブログのネタにつまったので、工具の紹介・・・です。
鉄工、金工関係の仕事をされている方は、よくご存知の「ノギス」です。
対象物を挟んで、主に厚みを測ります。
内径も計る事が出来ます。
0.05mmまで測定可能です。
私が始めて触った時は、測り方が全く分かりませんでした。
どうしたら0.05mmまで計れるのか・・・(?_?)
現在では、一日数十回、多いときには数百回、あきずに開いたり、閉じたりしてます。
目測で下す場合も時々あります。
正確に測る事も大切だと思いますが、全体のバランス等も考慮するからです。
その他、ジュエリー専用のノギスも使用します。
このアナログノギスとも、そろそろお別れしようと思います。
作業効率を上げる為、デジタルノギスを購入予定。
「挟むだけで、パッと数字でデジタル測定!!!」
と2年ぐらい前から考えますが、未だにアナログ・・・
2008年01月07日
3連リング
↓
http://www.sgesmith.com/R080106.html
ロンドン在住の日本人方から、リングのご依頼を承りました。
12月は日本に帰国されるとのことでしたので、再びロンドンへ発たれる昨年の末までに、発送お渡しが無事出来ました。
ご要望は、ご家族の誕生石を使用し、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールドの3連リングです。
始めに数パターンのデザイン画をご提案させてもらい、1番初めのデザイン画が思い描くイメージとピッタリのデザインでしたので、すぐに製作にかからせてもらいました。
3色のK18地金に、ご本人の誕生石エメラルド、二人の息子さんの誕生石オパール、娘さんとご主人の誕生石ムーンストーンを、平打ちリングに覆輪留めしています。
爪がないので、日常でも嵌めることが出来る、スタイリッシュな指輪に仕上がりました。
昨年の、最後の仕事でしたので、
発送した時には、
「ふ〜〜〜〜」と安堵感が
N様、この度はご依頼誠にありがとうござました。
メンテナスでご不明な点は、ご連絡下さい。
息子さんの空手が、益々上達されるといいですね。
2007年12月27日
2007年12月24日
2007年12月19日
2007年12月17日
2007年12月14日
指輪のリフォーム
2本の指輪のリフォームを承りました。
↓
http://www.sgesmith.com/reform071212.html
お客様から詳しいお話を伺うと、某百貨店のリフォームフェアーでは、
「リフォームは不可」と引き受けてもらえなかったようです。
お手持ちのVバンドリングに、サファイヤをはめ込むのがご希望でした。
サファイヤを枠ごと切り取って、レーザーで加工という方法も考えましたが、
レーザーは強度的に心配なので、リングの作り直しをおすすめしました。
以前のリングより、若干腕を太くして、ご希望の石の配置で製作させてもらいました。
ご依頼ありがとうございました。
2007年12月10日
オープンハートペンダント
リング2本とペンダントのリフォームを承りました。
↓
http://www.sgesmith.com/reform071209.html
お預かりしたのは、
喜平のプラチナネックレス
プラチナダイヤペンダント
プラチナ平打ちリング2本
ずっしりとくる、プラチナづくしでした。
ハートのデザインがご希望でしたので、
ハートの上にダイヤをセットするのはよくみかけるので、
オープンハートの中央に、お手持ちのダイヤを全て配置しました。
ダイヤを留める爪の位置をよく考えながら、若干曲面に石を配置して、輝きに広がりを出しました。
とても豪華なペンダントに仕上がったと思います。
この度は、ご依頼ありがとうございました。
2007年12月05日
ご祖母様への贈り物
以前ターコイズのペンダントで、ご注文をいただいた方からの、ご依頼です。
今回は90歳の卒寿をむかえられる、ご祖母様への贈り物です。
↓
http://www.sgesmith.com/E071204.html
大粒のターコイズは誕生石
無限の「∞」とメビウスの環を合わせてデザインしています。
硬い貴金属で綺麗な「∞」デザインを製作するのに、ちょっと苦労しましたが、
綺麗に仕上がったと思います。
物作りをしている私にとって、2回目のご依頼は大変嬉しい事です。
今回もこのブローチに、命名のご依頼もありましたので、恥ずかしながら
「永遠の環」と名付けさせてもらいました。
S様、ご依頼ありがとうございましたm(__)m
2007年11月30日
婚約指輪リフォーム
お母様から譲り受けたご婚約指輪を、新たなご婚約指輪へとリフォームしました。
今回は既成のプラチナ空枠を使用しています。
↓
http://www.sgesmith.com/reform071130.html
ホームページをご覧になりご来店。
ご来店時に、爪のあるリングと、爪のないリング悩まれましたが、普段付けも出来るように、爪のない伏せ込みタイプのファッションリングをご希望されました。
お預かり後、ダイヤを外した時には、ダイヤは真っ白でした。
磨くとキラキラに。
お母様の長年の思いは、ご結婚相手の彼女さんへと受け継がれました。
ダイヤの輝きは永遠です。
M様、またメンテナンスにいらして下さいね。
2007年11月28日
2007年11月26日
クラウンペンダント
ご依頼のクラウンペンダントが完成しました
「T」の部分は、K18ホワイトゴールド
その他のパーツは、K18イエローゴールド
メレダイヤも含めて、全部で20石、石留めました。
(一日で全て石留めしようと頑張ったので、その日は目と肩が・・・)
ペンダントとネックレスの金の重量を合わせると、とてもずっしりと重みある
豪華なペンダントです。
↓
http://www.sgesmith.com/P071126.html
O様、長らくお待たせしました。
そしてご依頼ありがとうございます。
2007年11月16日
彫金工具
私の愛用している糸のこです。
これで地金をザクザク切断します。
糸のように細い刃を取り付けて、地金を切断するのですが、
初心者の方は扱いに慣れないと、刃をパッキン、パッキン折ってしまいます。
そして自分の思い通りに切断できないと、イライラしてきます。
扱いに慣れだすと、切断するスピードも早くなりますが、荒い扱いになりがちです。
まずは焦らず、刃の取り付け方、刃の張り具合、刃の一部だけをちょこちょこ使用して切断するのではなく、刃の全体を使用するような気持ちで、ザクザク、ザクザクとリズムカルに切断します。(直線の場合)
これだけは慣れだと思います。
彫金でまず一番初めに立ちふさがる壁は、この糸のこの扱いです。
思い通りに扱えないと、前には進めません。
コツは肩の力を抜いて、自分の進みたい方向にイメージすることだと思いますが・・・
と、偉そうな事を書いてますが、
私も時々、
「パッキン」
「うっ!!!(-_-;)」
と、折ることもあります(ちょっとむなしくなります)
2007年11月14日
2007年11月12日
2007年11月10日
2007年11月07日
カフスリフォーム
以前カフスをピンにリフォームされたお客様からのご依頼です。
今回も同じくカフスでしたが、ピンブローチにリフォームしました。
これは表面にエナメルコーティングしてありましたので、火を使わずにピン針をつけました。
いや〜〜〜これも少し頭をひねりました。
火を使わずに・・・
火を使わずに・・・
針を取り付ける・・・
ピッカ〜〜〜ン
ピンのブローチの出来上がりです。
2007年11月02日
譲り受けたチェーン
お母様から譲り受けられたK18チェーンは短かった為、チェーンの繋ぎ足しにご来店されました。
お客様は他店にも足を運ばれて、ご相談されたみたいですが、やはり同じデザインのチェーンがなかったようです。
このようなデザインチェーンは、切り売りでしているお店は少ない思います。
通常、アズキチェーン、喜平チェーンなどのシンプルなチェーンでしたら、切り売りしているお店はあると思います。
当店も扱っていませんでしたので、アズキチェーンを繋ぎ足させてもらいました。
アジャスターチェーンを取り付けるという方法もありましたが、デザインを考えられてアズキチェーンでご依頼されました。
何度も鏡を覗かれて、早速つけて帰られました
随分と気に入られていたデザインのチェーンだったようです。
2007年10月31日
ヤマアラシ
なんとも可愛いヤマアラシリング。
しかしこのトゲトゲが着けにくい原因だそうです
ピンブローチにリフォームさせてもらいました。
目には小さなメレダイヤが嵌めてあったので、ヤマアラシ君には熱が伝わらないように気を付けながら、リングの腕を叩いて叩いて延ばし針にしました。
18金のキャッチを付けて完成です。
胸元に付けていると、登ってきそうなヤマアラシ君でした。
↓
http://www.sgesmith.com/reform071030.html
2007年10月29日
2007年10月26日
2007年10月24日
マリッジリング
マリッジリングが完成です!
来年1月ご結婚予定のお二人です。
この写真でいいでしょうか?(笑
(お二人には、ブログに掲載の了解を得ました)
シンプルな平打リングですが、厚みがあります。
プラチナの地金価格が ですが・・・
プラチナでご希望でしたので、そこはでも、
プラチナでオーダーいただきました。
ずっしりとした重みを感じながら、製作させてもらいました。
この粘りはプラチナしか・・・
この重みはプラチナしか・・・
この地金の色はプラチナしか・・・
ん〜〜〜贅沢な一品。
↓
http://www.sgesmith.com/R071024.html
2007年10月22日
誕生石ペンダント
栃木県からのご依頼です。
お二人はお付き合いを始めて6年目。
ご依頼主が、彼氏に誕生日プレゼント。
ご希望から、デザイン画を描き、メールとお電話で打ち合わせをしながら、完成にいたりました。
ご希望はしっかりした作りで、大き目のペンダント。
お二人の誕生石、サファイアとオパールをペンダントに留めました。
厚みがあるので、結構ズッシリとしたペンダントが完成です
↓
http://www.sgesmith.com/P071022.html
来年、お二人はご結婚の予定だそうです。
ご結婚指輪は、是非当アトリエでオーダーメイド・・・
な〜〜〜んて、営業も(^_^;)
末永〜〜〜く、お幸せに。